この三店方式のおかげで賭博法から免れているが

裏社会の問題を取材するノンフィクションライターの石原行雄氏は「IR法案、公営カジノの話が出てきた時点で、政治家たちにも様々な思惑があったと思う。やはりその中で大きかったのが、パチンコ業界をどうにかしなければいけないということだった」と話す。

http://ja.mangareborn.jp/users/14602 https://www.eniblo.com/xczvxbb  現在、パチンコ業界は「三店方式」と呼ばれる特殊な形態をとっており、パチンコ店、換金所、景品問屋がそれぞれ独立して営業している。まず、パチンコ店は客の出玉を景品と交換。次に客は換金所で景品と現金を交換。最後に景品問屋が換金所から景品を買い取り、パチンコ店に卸す仕組みだ。この複雑な方式を採ることで、パチンコ業界は建前上はギャンブルではないグレーゾーンとして長年存続してきた。

http://iralog.nosv.org/b/xczvxbb/ http://vururu.jp/profile/14661/  石原氏は、この三店方式のおかげで賭博法から免れているが、食料品や生活用品と交換する牧歌的な時代から、現金に交換する人が増えたため「事実上の賭博ではないか」という声も強まっており、この是正の意味も込められているのではないかと推測。「中途半端にパチンコの締め付けをしてしまうと、生き残りを賭けた人々が地下に潜って先鋭化・悪質化していくような気もする」と話す。